あえて辛い状況に身を置いて克服しよう

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あえて辛い状況に身を置いて克服しよう

対人恐怖症には、「暴露療法(エクスポージャー)」という治療法があります。
この方法は、対人恐怖症によって不安や恐怖を感じ、回避したり行かないようにしている場所や状況にあえて身を置き、実際は、自分が不安や恐怖等を感じる場所や状況に、思っていたような不安や恐怖等を感じる必要がないということを理解させていくという方法です。
簡単に言うと、不安を感じて症状が現れる状況を満員電車とした場合、その満員電車に実際に乗ってもらい、満員電車に乗っても不安を感じる必要がない、誰にも迷惑をかけていない等と思わせるようにするということです。

 

暴露療法は、よく「パブロフの犬」の話を引用して紹介されます。
「この状況ではこうなる」、「あの状況ではああなる」等の、対人恐怖症の人が間違えて身に付けてしまった条件反射を、正しい条件反射に置き換える方法と考えていいと思います。

 

このように、暴露療法によって間違った条件反射を改善する方法を実践する際に注意してほしいことは、「急ぎ過ぎない」、「慌てない」ことです。
良かれと思って、いきなり不安や恐怖を感じる場所に身を置いても、かえって逆効果になる場合があります。
実践する際は、不安や恐怖が軽い段階から徐々に段階を踏んでいくことをお勧めします。
また、自己判断や興味本位で試そうとしたりせず、専門家にアドバイスを受けながら実践しないと、これも逆効果になってしまう可能性があるので注意しましょう。

 

呼吸法や自律訓練法等と併用しながら、少しずつ恐怖を克服できるようになりましょう。

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