疑われていると思い込む嫌疑恐怖症

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疑われていると思い込む嫌疑恐怖症

人から「自分が何か悪いことをしたと思われていないか」と強く思い込んでしまう「嫌疑恐怖症」は、対人恐怖症のみならず、強迫神経症によっても引き起これさる症状の1つです。

 

特に決まった行動をする訳ではありませんが、自分が何かしようとすると、「悪いことをしていると思われている」という思い込みによって、恐怖や不安を感じてしまい、次第に行動範囲が狭くなり、人との接触を避けたり、逆に、相手に対して必要以上に身の潔白を強いろうとしてしまいます。

 

例えば、学校や会社から帰ろうと帰り支度している時に、カバンやバッグに荷物を入れていると、「物を盗んでいると思われている」と感じたり、道に迷って通行人に道を尋ねようとする時に、「声を掛けてどこかに連れて行こうと思われている」等と、相手が自分に抱く印象を極端に悪く考えてしまうのがこの対人恐怖症の症状の特徴です。

 

「嫌疑」という文字通り、他人から疑われていないかと強く思い込むことで、酷くなるとうつ病になってしまう場合もあります。

 

この症状は、他の対人恐怖症と同じく、その行為や考えが問題だと思われがちですが、実際はそうではありません。
嫌疑恐怖症の場合、「疑われていると感じて不安になる」ことが問題ではなく、「何をしても安心できない」ことが問題だと思います。

 

嫌疑恐怖症に悩む人の多くは、人から疑われようのない完璧な行動をしても、自分自身の思い込みによって不安を感じている場合がほとんどです。
凝り固まった強い思い込みによって、日常生活に支障をきたしてしまわないように、早めに専門家に相談することをお勧めします。

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